どうも、ぶんなです。
今回は最近ちょっと巷で話題な『HSP』についてお話します。
皆さんの中で、
「気にしすぎだよ〜」
「そこまでやってくれなくてもいいのに!」
とか言われたり、
なんか人よりも物音や変化に敏感になる人いませんか?
それ、もしかすると『HSP』というちゃんとした特徴なのかもしれません…
今回は、『HSP』とはなにか?
そしてぶんなの日常からみるHSPの特徴はどんなものか?
さらに『HSP』は悪いことなのか?その人はどう生きていけばいいの?
これらをお話していこうと思います。
『HSP』とは
まずはじめに『HSP』とはどんな意味を指すのでしょうか?
日本でHSPの方を対象にカウンセリングや講演活動等を行う武田友紀さんのHPにはこう記載があります
HSPは、Highly Sensitive Personの略で、アメリカの心理学者・エレイン・アーロン博士が提唱した概念です。
アーロン博士はアメリカで数千人を対象にした調査を行い、繊細さは性格によるものではなく生まれ持った気質の可能性が高いこと、そして、「生まれつき繊細な人」が5人に1人の割合で存在することなどを発表しています。
繊細さんの森
はじめはアメリカで提唱され、その後日本に渡ってきた歴史があるのですね。
武田さんの著書”「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる『繊細さん』の本”はベストセラーになりましたよね。
私も読ませていただきました。またこの本に関しても別の記事でご紹介しますね。
さてさて話を戻しまして。
では実際に自分がHSPに当てはまるのか?知りたいですよね。
こちらでセルフチェックができますのでぜひ試してみてください。
→https://www.gentosha.jp/article/16833/
もちろん私はほぼ全て当てはまりました(笑)
なのでHSPは病気とかではなく「生まれもったもの・性格」だということ。
だから『治す』とかそういったことをするわけではないのです。
じゃあどうしろっていうのよ…!
大丈夫!
これからその対策法を具体的に教えていくよ!
では実際にぶんなの実例をもとに、どう対策をとっているのか見ていきましょう^^
日常でHSPはどう生きる?ぶんなの実例からご紹介します
ここでは全てをあげると切りがないので、
よくHSPの特徴として挙げられる点からぶんなの実例を元にご紹介していきます。
そしてその対策法も合わせてお伝えしますね!
①物音に敏感に反応する
Highly Sensitive Personと言ってるほどですから、まあそうなりますよね(笑)
ぶんなの過去エピソードはざっとこんな感じです↓
・赤ちゃんのころすやすや眠っていて父親が足音を立てずにそーっと歩いていたのに、床の一瞬の「ギイ」という音で起き大泣きした
・避難訓練の最初のサイレン音が怖すぎる。お腹から突き上げられる衝撃があるのを知っているから。鳴るまでの静寂も怖くて震えるし、鳴った瞬間誰よりも肩をビクッと揺らしてしまう
・朝のアラームは最小音でもビクッと跳ねて起きる。一度バイブのみに設定してみたが余裕で気づき起床できた。
…‥というような感じですね
まあこれらは特に対策とかはしなくてもよいのですが、
社会に出た時、困ることがあるんです。
これは自分なりに対策を心がけています。
・オフィスでキーボードを打つ音、電話の音が気になって作業に集中できない
これは、耳栓をする。
仮に話しかけられても、近くの声は意外とちゃんと聞こえるから大丈夫。
耳栓は完全に音を遮るわけではないですが、心の安心感が桁違いなんです。
それに完全無音ってむしろ心がざわつくというか、そわそわしてしまいます
だからこのちょっとだけ音が聞こえるかな〜くらいが丁度いい。
逆に出掛け先で耳栓を忘れた時は「うわ、しまった!」と落ち込みます(笑)
あとは自分からその空間を抜け出す。
トイレ休憩がてら、またはそれを装って外の空気を吸いに行ったりしましょう。
無理にいなくていいんです。居たくない自分の心に蓋をせず、できる限りで!
だいぶ心が楽になりますよ?
②材質や色彩にこだわりがある
やけにこだわっているところだと思います。
小さい頃から服や毛布などの感触の好き嫌いは比較的あった記憶があるので…
タオルケットに関しては、一つとてもお気に入りのがありまして
かれこれ10年以上、いやもっとか(笑)
いわゆる「ライナス症候群」ですね。
完全にそれ。
今でもそれをかけて、その上に毛布をかけて寝ています。好きすぎて『愛人』と名付けました。
色彩に関しても、とにかく優しい色にしています。
このブログサイトがいい例でしょ(笑)?
目にやさしい、暖かめな色をつい求めてしまいますね
眩しい輝きのものはどうしても「うっ」となっちゃう。
もちろん同じHSPでも逆の好みの方はいるとおもいます。
そのようなこだわりが一通りあるので、商品を選ぶ時は見つけるまでかなり時間がかかります。
だから基本一人で買い物をします。
相手を気にして疲れちゃうし、ゆっくり納得いって買い物したいですからね。
③相手に合わせがち
これは日本人ほぼこの特徴はあるでしょうが、HSPはその最たるものです。
自分の自由よりも相手の都合までも気にしてしまう。
中々難しい問題です。
大人になるとね、さらに様々なしがらみがやってきますもんね。
言いたいのに言いづらい、抜け出したいのに状況的に…とか
ただ、HSPの方こそ心がけて欲しいことがあります。
それは「それってあなたの今後の人生に関わる?」と問いかけること。
よくよく考えると、大体は関係ないことなんですよね(笑)
卑屈っぽく思われるかもしれませんが、
その意識を心がけるとだんだん不思議と楽になり、
本当の自分がどうしたかったのか、判断が明瞭になってきます。
「あー、こう生きてもいいんだ。なるほどな!」と感じるようになりました。
だから昔よりも息が詰まることが少なくなったのです。
深呼吸する時間が増えました。
④感受性が豊かすぎる
繊細であればおのずとそうなりますよねー(笑)
たとえばドラマを観て誰よりも泣いて、
うっ…きっと○○は嬉しかったんだよね。
あの人の気持ちを考えると堪らなくなっちゃうよ。
だからあんなふうに…もう考えただけでああああああああああ(号泣)
みたいなことを毎ドラマ、毎映画、毎本etcで毎度なので疲れます。
しかも一度そういったことを考えたりするとその日から2〜3日は続くし、
だいたい夢にも出てきます(笑)
なので逆を言えば、それだけ影響を受けるのでサスペンスやグロ・心霊などのショッキングなものは
よっぽどのことが無い限り観ません。観れません。
ここ数年世間を騒がせていた鬼退治系のアニメもしかり。
アニメでもダメなんですよ。
一瞬だけ妹が観ているのを横目でチラ見したことがあるんですが、どうしても脳内に殺生シーンが残ってしまい断念しました。
子どもたちすごいわ…(笑)
ただ、感受性が豊かなのは良いことも色々あります。
友だちの立場になって物事が判断でき、感謝の言葉をもらったり。
プレゼント選びはほとんどの確率でめっちゃ喜んでもらえる。
悩んでいる人の拠り所になれてたり、とかとか…
私の中で良かったなと一番思えるのが「演劇」で最大限に活かされたことなんですよね。
台本という二次元から想像力を爆発させ、それを感情やら何やらで具現化させる。
HSPでよかったーーー!!!と(笑)
これに関してはまた別の記事でじっくり書くこととします^^
おわりに
今振り返ると、子供の時からHSPを知っておけばもう少し自分に素直に生きられたのかな…と思っちゃったりもします。
だけど過去を振り返っても仕方が無いし、
今こうして気付けたり出来たりすることが増えたからいいじゃないか!と。
これからその体験を身近な方に話して、その人が少しでも楽になれればそんな素敵なことはありません。
きっとあなたの近くにもHSPで困ってる人がきっといます。
だって5人に1人いるって言うんですもの(笑)
その巡り会える1人のために、
また今日から無理しない、自分らしい自分づくりをしていきましょ!
以上、ぶんなでした!